王子様に愛されて
体が反応する
目の前のシオリさんは、怒っていて……
「芙柚ちゃん、私……自信持ってって言ったよね?朱音が言うことは嘘だよ」
「………っでも」
「和希にも理由があるかもしれないじゃん、話し合いなよ」
「………うぅ……シオリ、さんっ……」
子供みたいに泣きじゃくる私
シオリさんは……頭を撫でてくれて……
「風邪引くから……1回家にきな?家の人に見られたくないよね……?」
「…………っはい」
「じゃあ、おいで」