王子様に愛されて
それに、おあずけなんかした事ないのに!
いっつもキス応えてるし……っ
「ね、ふーゆ、もう夜だし誕生日でムードあるよ?」
「そういう問題じゃ……っ!」
「芙柚は俺としたくないの?」
「そんなわけ…むしろその逆です!!」
「……………ふーん」
あぁあぁっ……勢い余って……
和希先輩のペースに呑まれてる……
「あ、明日!!明日和希先輩の誕生日だし……ね?」
「へぇ……明日、楽しみにしてるわ」
「……………あ」