王子様に愛されて
「ほんと、芙柚ちゃんさいっあく!!」
「…………いたっ」
教室ないにパーンっと音が響く
絢香ちゃんは、鬼の顔をして私の頬を思いっきり平手打ちした
そのせいで、私のクラスはシーンっとする
「地味子が調子乗んな!!友達なんか、1人もいないくせに!!」
「…………ぅ……っ」
恥ずかしさと、頬の痛さで涙が出てくる
そんな顔を見せたくなくて私はクラスを飛び出した
〝芙柚ちゃん!!〟
〝絢香…お前やりすぎだ!!〟