王子様に愛されて



それに、駆けつけるだなんて…


「俺は、芙柚が好きだから」


「うぅ……は、はい……っ」


「…………………っあぁぁぁぁ……」


突然唸る和希先輩


ど、どうしたのかな……っ?
おでこに両手を当ててる


「…………か、和希先輩……?」


「あ……ううん、な、なんでもねぇ」


「…………………?」



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