【番外編5/3UP】その王子、はらぺこ悪魔につき。
信用できない。
「刹那」
どうしてこんなときだけ、名前呼ぶの。
「少しの辛抱だ」
見つめてこないで。
「貴様が悪い」
……わたしが?
「そんな味してる刹那のせいだ」
――……味?
「大人しく俺の餌になれ」
「待っ、」
また、キスする気……!?
「やめ……」
「口を開けろ」
離れろ。
バカ。
この、セクハラ王子…………!
「はいはーい、ストップ」
シャッ、とカーテンがあいて
如月先生が入ってくる。
乱れたベッドの上で
制服の乱れたわたしに
のし掛かる、王子。
これをどう説明すればいいの。
いや。
もしかして、助けに来てくれたの……?
「刹那」
どうしてこんなときだけ、名前呼ぶの。
「少しの辛抱だ」
見つめてこないで。
「貴様が悪い」
……わたしが?
「そんな味してる刹那のせいだ」
――……味?
「大人しく俺の餌になれ」
「待っ、」
また、キスする気……!?
「やめ……」
「口を開けろ」
離れろ。
バカ。
この、セクハラ王子…………!
「はいはーい、ストップ」
シャッ、とカーテンがあいて
如月先生が入ってくる。
乱れたベッドの上で
制服の乱れたわたしに
のし掛かる、王子。
これをどう説明すればいいの。
いや。
もしかして、助けに来てくれたの……?