【番外編5/3UP】その王子、はらぺこ悪魔につき。
「はあ」
湯船につかり、胸元のシルシを見つめる。
"あんなに大きな印をつけるなんて。独占欲の塊って感じ"
「……独占欲のカタマリ」
もうすぐキスされるんだ。
セロに。
「割りきらなきゃ」
わかってる。
それが、食事だって。
でも、
「……ただのキスなんて。するから」
――――混同する
なんのためにセロがわたしにキスするのか、わからなくなってくる。
湯船につかり、胸元のシルシを見つめる。
"あんなに大きな印をつけるなんて。独占欲の塊って感じ"
「……独占欲のカタマリ」
もうすぐキスされるんだ。
セロに。
「割りきらなきゃ」
わかってる。
それが、食事だって。
でも、
「……ただのキスなんて。するから」
――――混同する
なんのためにセロがわたしにキスするのか、わからなくなってくる。