【番外編5/3UP】その王子、はらぺこ悪魔につき。
「身近にいるんだなー、完璧人間って」
わたしは……
完璧じゃなくていいよ。
明るくて優しくて、ちょっと天然で。
地味で面白い話の1つもできないわたしと
ずっと仲良くしてくれている、
今のままのタスクが……
大好きだよ。
そりゃあ黒羽根くんは異国の王子みたいに綺麗な顔をしているし。
足だってスラっと長くて色が白くて、髪だってサラサラだけれど。
タスクだって、全然負けていない!
サッカー部で日に焼けた肌も、鍛えられた肉体も、すごくすごくカッコいいよ!
あんな、ほっそい軟弱王子、目じゃないんだから……!!
「なんか、ついてる?」
「へっ?」
「俺のことじっと見てたから」
それは、タスクが相変わらず今日もカッコいいからだよ。
……なんてことは、言えない。
わたしは……
完璧じゃなくていいよ。
明るくて優しくて、ちょっと天然で。
地味で面白い話の1つもできないわたしと
ずっと仲良くしてくれている、
今のままのタスクが……
大好きだよ。
そりゃあ黒羽根くんは異国の王子みたいに綺麗な顔をしているし。
足だってスラっと長くて色が白くて、髪だってサラサラだけれど。
タスクだって、全然負けていない!
サッカー部で日に焼けた肌も、鍛えられた肉体も、すごくすごくカッコいいよ!
あんな、ほっそい軟弱王子、目じゃないんだから……!!
「なんか、ついてる?」
「へっ?」
「俺のことじっと見てたから」
それは、タスクが相変わらず今日もカッコいいからだよ。
……なんてことは、言えない。