Keeper.ll
第22項// 体育祭準備②
*..*
翌日の昼、千歩が職員室にノートを置きに行くというので半分持つことにした。ただ、それだけだった。
職員室がある校舎は南校舎。対して私たちがいるのは北校舎なので渡り廊下を歩く。渡り廊下、と言ってもそんなオシャレなものでは無い。
地べたに面していて、東には先生達の駐車場が渡り廊下を挟んで西側にはグラウンドへたどり着く小規模の中庭が広がっている。
ちなみに特別室が沢山ある旧校舎は、南校舎から横に伸びた渡り廊下を歩く。まぁ、説明できないくらいに複雑なのです。
ちなみに今、どういう状況か?千歩と一緒にノートを置いて校舎へと戻ろうとしたら何やら賑やかそうな声が聞こえてくる。
「何かあったのかな?」
『凄い賑やかだね……ん?ねぇ、あれ。』
男子と女子が集まっている中心にいるのは、なんか見た事があるような気がする人影2つ。
「ん〜?どれどれ?」
『いや、だからあれだって。』
指を刺せばようやく気がついたのか、「えっ!!!」と驚いた声を上げた。
翌日の昼、千歩が職員室にノートを置きに行くというので半分持つことにした。ただ、それだけだった。
職員室がある校舎は南校舎。対して私たちがいるのは北校舎なので渡り廊下を歩く。渡り廊下、と言ってもそんなオシャレなものでは無い。
地べたに面していて、東には先生達の駐車場が渡り廊下を挟んで西側にはグラウンドへたどり着く小規模の中庭が広がっている。
ちなみに特別室が沢山ある旧校舎は、南校舎から横に伸びた渡り廊下を歩く。まぁ、説明できないくらいに複雑なのです。
ちなみに今、どういう状況か?千歩と一緒にノートを置いて校舎へと戻ろうとしたら何やら賑やかそうな声が聞こえてくる。
「何かあったのかな?」
『凄い賑やかだね……ん?ねぇ、あれ。』
男子と女子が集まっている中心にいるのは、なんか見た事があるような気がする人影2つ。
「ん〜?どれどれ?」
『いや、だからあれだって。』
指を刺せばようやく気がついたのか、「えっ!!!」と驚いた声を上げた。