カッコウ Ⅱ
「パパね、ひとみ達のこと、すごく可愛がるの。だから大翔君達のことも、同じように可愛いんだろうなって思っていたから。」

麻美の優しさや思いやりを大翔は感じていた。
 
「俺、家に来てって言われた時、本当にいいのかなって思ったから。」

大翔は正直に思ったことを話す。

この人になら言っても大丈夫と思えたから。
 

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