カッコウ Ⅱ
孝明と暮らした自由で豊かな日々。

一度は手に入れた生活を、失った原因はみどりなのに。

反省と懺悔の日々は続かない。
 

それでもみどりは、心のどこかで孝明を待っていた。

地味に暮らすみどりを孝明に見てほしい。

それだけを願ってみどりは我慢していた。
 


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