カッコウ Ⅱ
「お母さん、ずっとその人と付き合っているの?」
やっと大翔が発した言葉に哲也は首を振り、
「それは俺も知らなかった。」と言った。
「最低。俺、お母さんのこと許せないよ。」
大翔の心は悲しみよりも、母への憎しみでいっぱいだった。
やっと大翔が発した言葉に哲也は首を振り、
「それは俺も知らなかった。」と言った。
「最低。俺、お母さんのこと許せないよ。」
大翔の心は悲しみよりも、母への憎しみでいっぱいだった。