カッコウ Ⅱ
大翔が無事でよかった。
でも大翔はみどりを避けている。
みどりに真実を問い詰めることさえしない。
大翔はみどりを切り捨てた。もうみどりを求めていない。
謝ることも抱きしめることも許さない。
まるで孝明のような鮮やかさで、みどりに姿を見せない大翔。
大翔を傷付けたのはみどりなのに、取り残された寂しさにみどりは涙を流す。
そして両親に知られずにすんだことに安堵するみどり。
その安堵が、さらにみどりの涙を誘う。
でも大翔はみどりを避けている。
みどりに真実を問い詰めることさえしない。
大翔はみどりを切り捨てた。もうみどりを求めていない。
謝ることも抱きしめることも許さない。
まるで孝明のような鮮やかさで、みどりに姿を見せない大翔。
大翔を傷付けたのはみどりなのに、取り残された寂しさにみどりは涙を流す。
そして両親に知られずにすんだことに安堵するみどり。
その安堵が、さらにみどりの涙を誘う。