ずっと一緒に
俺は日和のことを訪ねると病室に案内された。

入ると青ざめた日和と泣き崩れた葵、日和の両親がいた。


俺は分かってしまった。日和がいなくなったことを……


どうしてだよ…置いていくなよ。こんなにも好きにさせて1人でいなくなんなよ。

もっと頼れよ!でも、もう遅い。俺は日和にそっと最初で最後のキスをした。



そして日和の左手に

ペアルックの指輪

をはめた。一生一緒にいられるように…



落ち着いた頃、手紙を預かった。すぐに分かったよ。コレは日和の字だ……


くっしーへ
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