私の仮恋人は親友のお兄さん
「何時まで話してたんだ?」

果恋ちゃんがいなくなると
廉人さんは

ベッドで横になっている私の
頭を優しく撫でてくれる

「4時までは記憶があるんですけど

それからは
ちょっと…」

「じゃ、
3時間ちょいくらいしか
寝てないのか」

「俺も寝るかな?」

「え?」

「何にもしないよ
…て言える自信はないけど

嫌われないように努力する」

廉人さんは
苦笑いをした

それからシャワーを浴びにいったようで

出てくるのを
私は待てずに

眠ってしまった

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