私の仮恋人は親友のお兄さん
雅人さんは部屋を出て行った
麗華さんが
廉人さんを好きって
果恋ちゃんは知っていたのかな?
私は携帯を出すと
果恋ちゃんに電話をした
「知ってるよ
だから花音の恋人役を
お兄ちゃんにしたんだ」
果恋ちゃんの明るい声が
聞こえてきた
「そうなの?」
「そうだよ
だってさ
麗華の悔しがる顔みたいじゃん
お兄ちゃんが
麗華を好きになるわけないから
グッドアイデアだと思ったんだ
私って凄いでしょ?」
果恋ちゃんが
そこまで
考えていたなんて
そうなら
そうと
教えてくれれば
いいのに
ずるい
麗華さんが
廉人さんを好きって
果恋ちゃんは知っていたのかな?
私は携帯を出すと
果恋ちゃんに電話をした
「知ってるよ
だから花音の恋人役を
お兄ちゃんにしたんだ」
果恋ちゃんの明るい声が
聞こえてきた
「そうなの?」
「そうだよ
だってさ
麗華の悔しがる顔みたいじゃん
お兄ちゃんが
麗華を好きになるわけないから
グッドアイデアだと思ったんだ
私って凄いでしょ?」
果恋ちゃんが
そこまで
考えていたなんて
そうなら
そうと
教えてくれれば
いいのに
ずるい