私の仮恋人は親友のお兄さん
「社長?」
私の肩を抱いてエレベーターから
降りた廉人さんを見て
秘書の女性が目を吊り上げた
「大丈夫だ
会議はきちんとやるから」
私はまた
廉人さんの社長室に入った
「この奥に部屋があるから
そこで待ってて」
デスクの後ろにあるドアを開けてくれた
応接間のような部屋だった
ソファがあってテーブルがあって
くつろげる空間になっていた
「会議は社長室でやるから
ここで待ってて欲しい
すぐ終わらせるよ」
「大丈夫だから」
廉人さんが優しくなった
目が穏やかで
温かい
「あと10分か」
「え?」
応接間のドアを閉めると
廉人さんは
私に抱きついた
「時間ぎりぎりまで
キスしてようか」
廉人さんはソファに座った
そして私に
上に乗るように言ってきた
「キスだけだよ」
「もちろん」
廉人さんの上に乗った私は
キスをした
廉人さんの両手は
私の体のあちこちを触ってきた
鎖骨に痛みが走る
きっとキスマークをつけられた
廉人さんは本当にキスが好きだ
でも
パーティの後はずっと
キスをしてくれなかった
それは
私が廉人さんとの関係を
打ち切っていたから?
そういうことなのだろうか
私の肩を抱いてエレベーターから
降りた廉人さんを見て
秘書の女性が目を吊り上げた
「大丈夫だ
会議はきちんとやるから」
私はまた
廉人さんの社長室に入った
「この奥に部屋があるから
そこで待ってて」
デスクの後ろにあるドアを開けてくれた
応接間のような部屋だった
ソファがあってテーブルがあって
くつろげる空間になっていた
「会議は社長室でやるから
ここで待ってて欲しい
すぐ終わらせるよ」
「大丈夫だから」
廉人さんが優しくなった
目が穏やかで
温かい
「あと10分か」
「え?」
応接間のドアを閉めると
廉人さんは
私に抱きついた
「時間ぎりぎりまで
キスしてようか」
廉人さんはソファに座った
そして私に
上に乗るように言ってきた
「キスだけだよ」
「もちろん」
廉人さんの上に乗った私は
キスをした
廉人さんの両手は
私の体のあちこちを触ってきた
鎖骨に痛みが走る
きっとキスマークをつけられた
廉人さんは本当にキスが好きだ
でも
パーティの後はずっと
キスをしてくれなかった
それは
私が廉人さんとの関係を
打ち切っていたから?
そういうことなのだろうか