私の仮恋人は親友のお兄さん
「どうせ
花恋が持ってたんだろ?
拒否権はねぇ…とか
言ってたから
とりあえず
恋人同士でやることを
やっちゃいますかね~」
廉人さんが
私の肩を抱いた
え?
恋人同士で
やること?
やっちゃう?
「あの…」
私は廉人さんに
連れられるまま
寝室に入る
「これは
良くないですよ」
私の体は硬直する
「でも俺ら
恋人同士なんでしょ?
質問は全て
君に聞くように言われているし
まずは体に聞かないと」
「お話すれば…どうでしょう?」
「まずは体だよ」
私はベッドの上に押し倒された