私の仮恋人は親友のお兄さん
「ちゃんと
話をしなさいよ!

お兄ちゃんが今まで
付き合ってきた女と違うって
わかっているはずだよ

兄貴の顔と金と
地位が目当てできた
女と違うから
どんどん惹かれていって

我慢ができないところまで
来てます

好きですって言え!」

綺麗な顔に似合わない
言葉づかいに

大きな声を出して
廉人さんに
怒鳴った

「同じベッドで寝て
キスしていれば
わかるだろう?」

「え?
同じベッドで寝てるの?」

果恋ちゃんが
私の顔を見た

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