夏色メモリー【完】



「よし!じゃあ、美空!川藤くん誘って行くよ!」


「え、川藤くん誘うの⁈」


「だめ?だって、美空気になってるんでしょ?」



そう言われると否定できない。


川藤くんという存在が夏休み前に比べると気になっていることはたしか。


でも、それはあんまり自分に男の子の免疫がないからなのでは、とも内心思っていた。


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