夏色メモリー【完】



「え?あの川藤くんと話したの?いいなあ」



アルバイト初日が終わり、アルバイトに誘ってくれたクラスメートのゆんちゃんが私の両肩を掴み揺らした。


川藤くんは、クラスの人気者で。


かと言う私は、クラスの派手でもなく、地味でもない、カーストでいうと中間の立場の人間。


交わることはないと思ってた。


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