ずっと君に* カタオモイ *
「やっぱ私、平川くんが試合してるの見たい」



「そりゃ、平川くんの努力次第じゃない?まー努力家だから心配しなくても大丈夫よ。今、まだ1年生だし」



「そーだよね、私が応援してあげなきゃ」



あーだこーだ話しているうちに



試合は終わり、出てたメンバーは休憩に入った。




「あ、平川くん」



審判の台から降りた平川くんは


近くにいた先輩に休憩の間、練習を頼んでいた。




先輩の投げたボールをめがけて思いっきり手を振り



サーブを打つ。
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