神楽先生はそんなに甘くない。

「ふ〜ん...?顧問知らないのか。...なら合格。俺が茶道室まで道案内してやるよ。」

ご...合格...?何に...?

首を傾げつつも、案内してくれるようなので、私は神楽先生について行くことにした。

「は...はい!ありがとうございます...!」

「おー。道順死ぬ気で頭に叩き込めよ。」

し...死ぬ気...!?

でも確かに、私レベルの方向音痴だと全神経を研ぎ澄ませる勢いで集中しないと、1回では到底覚えられないし...。

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