ナルシス
12
「ユーリ、今日は何時に終わる?三人で食事に行こう。」
あの日以来、徹は毎朝起きて夕璃との時間を過ごす。
今日は徹の店の定休日だから。
「本当?3時半には終わるけど。そのまま行ったら夕食には早いよ。」
嬉しそうに答える夕璃に、
「そんな時間に終わるのに、毎日9時過ぎまでどこにいたのかな。」
と光子も苦笑する。
「今は、ちゃんと帰っているでしょう。」
気まずそうに言う夕璃に
「パパとママで、学校まで迎えに行くよ。買い物してから食事すれば丁度いいだろう。」
徹の言葉に夕璃は目を輝かせる。
「買い物?何か買ってくれるの?」と言う夕璃に、
「ユーリは最近、真面目になったからね。ご褒美に何が欲しい?」と徹は言う。
夕璃はキャーと喜びの声を上げる。
3人で食事をすることも、買い物に行くことも、とても久しぶりだから。
全身で喜びを表す夕璃。
あの日以来、徹は毎朝起きて夕璃との時間を過ごす。
今日は徹の店の定休日だから。
「本当?3時半には終わるけど。そのまま行ったら夕食には早いよ。」
嬉しそうに答える夕璃に、
「そんな時間に終わるのに、毎日9時過ぎまでどこにいたのかな。」
と光子も苦笑する。
「今は、ちゃんと帰っているでしょう。」
気まずそうに言う夕璃に
「パパとママで、学校まで迎えに行くよ。買い物してから食事すれば丁度いいだろう。」
徹の言葉に夕璃は目を輝かせる。
「買い物?何か買ってくれるの?」と言う夕璃に、
「ユーリは最近、真面目になったからね。ご褒美に何が欲しい?」と徹は言う。
夕璃はキャーと喜びの声を上げる。
3人で食事をすることも、買い物に行くことも、とても久しぶりだから。
全身で喜びを表す夕璃。