保健室で寝ていたら、爽やかモテ男子に甘く迫られちゃいました。
さっきの反応がなんだか気になるけど、
とりあえず、無事に夏目くんが渡すプレゼントが決められて、ホッと一息つける。
結局、夏目くんは自分でプレゼントを考えられていたし、私やっぱり来なくてよかったんではとも思ったけど、
私も私で、瑠々ちゃんにプレゼントしたいものを今の夏目くんをみてなんとなく思いついて、
それからは私のプレゼント選びにも彼の意見を参考にしながら付き合ってもらって。
「わざわざいいのに」
「はい?私が瑠々ちゃんのこと好きだから勝手にやってるの。夏目くんのためじゃないし」
「フッ、ほんとわざわざ可愛くない言い方するよね〜郁田さんって。そういうところがそそられるんだけど」
「余計なこと言わないで。瑠々ちゃんの好みだけ教えてくれればいいから」
「はいはい」
そうこうしているうちに、瑠々ちゃんへ送る手紙の便箋も選び終わり。
お昼時間を過ぎた頃に、すべての買い物が終了した。