あの空に手を伸ばして
たかしとサクはずっと仲良しでいてほしい。
きっとたかしにとってサクは必要で、サクにとってもたかしは必要だと思う。
誇りに思いなよ。こんな大事な友達がいるってことを。
これから高校生になって、大学生、社会人になっていくたかしとサクをみたいな。できることなら2人のそばにいて一緒に笑っていたい。
この手紙をおばあちゃんくらいになったときにふと見つけて笑い話にしたい。なにこの手紙。姉貴やばすぎ。って笑い飛ばしてほしい。
でももし、もしそれができなかったら、わたしの分まで生きて。
ずっと見守ってるから。ずっとそばにいるから。
だから笑ってね。
それがお姉ちゃんからの最後のお願いです。
―お姉ちゃんより―