Bitter Sweet
-蓮斗side-
「パタン」
俺の部屋のドアが閉まる音。
「もういいぞ〜」
浴室から爽汰と碧海、ソファーの後ろから恒星、クローゼットから悠仁が出てくる。
まさかこんなに早く来るとは思わなかった。
23:00か24:00過ぎ頃に来ると思ってた。
まさか俺が部屋に入ってすぐにこいつらが来るとは思わず部屋に入らせてゲームしてたから咲良来たときは追い出すわけにも行かずに無理矢理に隠れさせた。
ある意味慌ててたけど、言いたいことは咲良に伝えることが出来たからいいだろう。
恒星:「まさか今来るとはな〜」
蓮斗:「は?なんで来ると思ってんだよ」
碧海:「蓮斗がエレベーター乗らずに先に行ってろって言ってただろ、それでもう分かってたよ」
蓮斗:「察しがいいな」
爽汰:「木崎となんかあったのか?」
爽汰と悠仁は俺と咲良のことを知らない。
ほとんど会話の内容も聞こえてただろう。いまさら隠す必要はない。
恒星:「木崎と蓮斗は付き合ってた」
爽汰:「……まじで?」
恒星:「それで今年の離任式の時に蓮斗が振られてそれでもこいつが諦められなくて木崎に待ってろってさっき言ったんだよ」
恒星が全て言ってくれた通りだ。爽汰はただ愕然としている。
悠仁は何も喋らず顔の変化もない。ただ恒星が喋っていることを聞いているだけ。
爽汰:「なんか不思議だな」
蓮斗:「何がだよ」
爽汰:「失礼だけど、お前はモテるし女と付き合おうと思えばいくらでも相手いるのに、1人の女にこんなに惚れると思わなかったんだよ、まさか先生にな」
恒星:碧海:「それな」
蓮斗:「お前ら失礼すぎるだろ」
恒星:「でも爽汰が思ったこと俺も水上も思ってたからな」
蓮斗:「そうか、俺もなんで咲良か分かんない、一目惚れだったし咲良を好きになったらもう咲良しか無理なんだよ……というかさっき俺が咲良に言ったことと俺が前に咲良と付き合ってたこと誰にも言うなよ」
爽汰:「分かってるよ」
悠仁:「木崎先生が蓮斗のことを待ってくれると信じてる?」
蓮斗:「いきなりなんだよ」
悠仁:「いいから答えて」
蓮斗:「俺は信じてる、咲良は絶対待ってくれる、それに好きなんだから相手のことを信じないとな」
悠仁:「そうか……」
碧海:「悠仁どうした?」
悠仁:「俺さ…」
悠仁が俺らを見て重そうな口を開く。
悠仁:「剣道部顧問の滝口先生に告白したんだよ」
恒星:「嘘だろ!?」
碧海:「悠仁が!?」
爽汰:「滝口に!?」
蓮斗:「滝口先生って3年担当の?」
悠仁:「うん、俺もいつの間にか好きになったんだよ、でも俺告白したことないし勇気が出なかったけど、インターハイで優勝したら告白しようと決めて告白したんだ、そしたら生徒は無理って言われて、それで俺なぜか口走って俺が卒業したら付き合ってくださいって言っちゃったんだよ、そしたら滝口先生分かったって言ったんだ、信じるべきだよな…」
碧海:「俺、全然気付かなかった」
蓮斗:「信じるべきだな、それに生徒と教師との恋は難しいな、簡単にいかない」笑
爽汰:「簡単にいく恋なんてねえんだよ」
恒星:「そうだよ」
碧海:「彼女いる2人に言われても説得ないよ」笑
蓮斗:「本当だよ」
悠仁は笑っている。
このまま5人で俺の部屋でゲームしたりたわいもない話をした。
ーそして楽しい修学旅行が終わった。
「パタン」
俺の部屋のドアが閉まる音。
「もういいぞ〜」
浴室から爽汰と碧海、ソファーの後ろから恒星、クローゼットから悠仁が出てくる。
まさかこんなに早く来るとは思わなかった。
23:00か24:00過ぎ頃に来ると思ってた。
まさか俺が部屋に入ってすぐにこいつらが来るとは思わず部屋に入らせてゲームしてたから咲良来たときは追い出すわけにも行かずに無理矢理に隠れさせた。
ある意味慌ててたけど、言いたいことは咲良に伝えることが出来たからいいだろう。
恒星:「まさか今来るとはな〜」
蓮斗:「は?なんで来ると思ってんだよ」
碧海:「蓮斗がエレベーター乗らずに先に行ってろって言ってただろ、それでもう分かってたよ」
蓮斗:「察しがいいな」
爽汰:「木崎となんかあったのか?」
爽汰と悠仁は俺と咲良のことを知らない。
ほとんど会話の内容も聞こえてただろう。いまさら隠す必要はない。
恒星:「木崎と蓮斗は付き合ってた」
爽汰:「……まじで?」
恒星:「それで今年の離任式の時に蓮斗が振られてそれでもこいつが諦められなくて木崎に待ってろってさっき言ったんだよ」
恒星が全て言ってくれた通りだ。爽汰はただ愕然としている。
悠仁は何も喋らず顔の変化もない。ただ恒星が喋っていることを聞いているだけ。
爽汰:「なんか不思議だな」
蓮斗:「何がだよ」
爽汰:「失礼だけど、お前はモテるし女と付き合おうと思えばいくらでも相手いるのに、1人の女にこんなに惚れると思わなかったんだよ、まさか先生にな」
恒星:碧海:「それな」
蓮斗:「お前ら失礼すぎるだろ」
恒星:「でも爽汰が思ったこと俺も水上も思ってたからな」
蓮斗:「そうか、俺もなんで咲良か分かんない、一目惚れだったし咲良を好きになったらもう咲良しか無理なんだよ……というかさっき俺が咲良に言ったことと俺が前に咲良と付き合ってたこと誰にも言うなよ」
爽汰:「分かってるよ」
悠仁:「木崎先生が蓮斗のことを待ってくれると信じてる?」
蓮斗:「いきなりなんだよ」
悠仁:「いいから答えて」
蓮斗:「俺は信じてる、咲良は絶対待ってくれる、それに好きなんだから相手のことを信じないとな」
悠仁:「そうか……」
碧海:「悠仁どうした?」
悠仁:「俺さ…」
悠仁が俺らを見て重そうな口を開く。
悠仁:「剣道部顧問の滝口先生に告白したんだよ」
恒星:「嘘だろ!?」
碧海:「悠仁が!?」
爽汰:「滝口に!?」
蓮斗:「滝口先生って3年担当の?」
悠仁:「うん、俺もいつの間にか好きになったんだよ、でも俺告白したことないし勇気が出なかったけど、インターハイで優勝したら告白しようと決めて告白したんだ、そしたら生徒は無理って言われて、それで俺なぜか口走って俺が卒業したら付き合ってくださいって言っちゃったんだよ、そしたら滝口先生分かったって言ったんだ、信じるべきだよな…」
碧海:「俺、全然気付かなかった」
蓮斗:「信じるべきだな、それに生徒と教師との恋は難しいな、簡単にいかない」笑
爽汰:「簡単にいく恋なんてねえんだよ」
恒星:「そうだよ」
碧海:「彼女いる2人に言われても説得ないよ」笑
蓮斗:「本当だよ」
悠仁は笑っている。
このまま5人で俺の部屋でゲームしたりたわいもない話をした。
ーそして楽しい修学旅行が終わった。