イケナイ王子様
「洋季さん、私、コーヒーカップに乗りたいです」
「コーヒーカップ?」
「はい。
今の時間帯なら混んでないですし、洋季さんと行ってみたいです」
洋季さんに、ニコッと微笑んでみせた。
すると、洋季さんの頬が、ほんのり赤くなった気がした。
「あ、愛海ちゃんがそう言うなら行こうか」
「ありがとうございます」
洋季さんの頬が赤いことに気づかないフリをして、立ちあがる。
洋季さんが、コーヒーカップがある場所まで歩いていき、私が、洋季さんの左隣を歩く。
はたから見たら、カップルだと思われるかもしれないが、私と洋季さんは付き合っていない。
洋季さんは、私と付き合ってると誤解されたらどんな反応をするのかわからないが、たぶん嫌がるだろう。
数日前に知り合ったばかりの人と付き合ってると思われるなんて、と思うだろう。
「コーヒーカップ?」
「はい。
今の時間帯なら混んでないですし、洋季さんと行ってみたいです」
洋季さんに、ニコッと微笑んでみせた。
すると、洋季さんの頬が、ほんのり赤くなった気がした。
「あ、愛海ちゃんがそう言うなら行こうか」
「ありがとうございます」
洋季さんの頬が赤いことに気づかないフリをして、立ちあがる。
洋季さんが、コーヒーカップがある場所まで歩いていき、私が、洋季さんの左隣を歩く。
はたから見たら、カップルだと思われるかもしれないが、私と洋季さんは付き合っていない。
洋季さんは、私と付き合ってると誤解されたらどんな反応をするのかわからないが、たぶん嫌がるだろう。
数日前に知り合ったばかりの人と付き合ってると思われるなんて、と思うだろう。