イケナイ王子様
お、襲いたくなるって……。
「つ、ついさっき、私を襲ってきたじゃないですか!」
「ついさっき?」
「えぇ。
私に、強引にキスして、舌を入れようとしてたじゃないですか」
「あぁ、あれか」
翔さんが顔色を戻し、目を細める。
あれっていうのは、いったいなんの……。
「俺をあおった愛海が悪い。
愛海が、上目遣いで、俺に『キスしてもいいから』って言ってきたからだろうが」
上目遣い?
私、上目遣いなんてしたっけ?
そんなことしたつもりはないんだけど。
「あんなふうに、可愛く『キスしてもいい』って言われたら、男は好きな女にキスしたくなるんだよ」
「へ……っ」
しょ、翔さんがちょっと照れてる……。
「つ、ついさっき、私を襲ってきたじゃないですか!」
「ついさっき?」
「えぇ。
私に、強引にキスして、舌を入れようとしてたじゃないですか」
「あぁ、あれか」
翔さんが顔色を戻し、目を細める。
あれっていうのは、いったいなんの……。
「俺をあおった愛海が悪い。
愛海が、上目遣いで、俺に『キスしてもいいから』って言ってきたからだろうが」
上目遣い?
私、上目遣いなんてしたっけ?
そんなことしたつもりはないんだけど。
「あんなふうに、可愛く『キスしてもいい』って言われたら、男は好きな女にキスしたくなるんだよ」
「へ……っ」
しょ、翔さんがちょっと照れてる……。