イケナイ王子様
なんか言ってる……。
声が小さくて、言葉が聞き取れない。
と思ったら、顔を赤くしながらボソボソつぶやいてた翔さんが、突然ニヤッと笑う。
「へぇ、襲われてもいいんだ?
俺に襲われる覚悟でもできたわけ?」
「な……っ!」
しまった。
襲われてもいいという言葉で、翔さんをあおらせてしまったようだ。
「そ、そんな覚悟は……」
「じゃあ、あとであんたを襲うからな。
覚悟してろよ」
そう言うと、翔さんは意地悪な笑みを深め、片方の口角を上げて笑った。
声が小さくて、言葉が聞き取れない。
と思ったら、顔を赤くしながらボソボソつぶやいてた翔さんが、突然ニヤッと笑う。
「へぇ、襲われてもいいんだ?
俺に襲われる覚悟でもできたわけ?」
「な……っ!」
しまった。
襲われてもいいという言葉で、翔さんをあおらせてしまったようだ。
「そ、そんな覚悟は……」
「じゃあ、あとであんたを襲うからな。
覚悟してろよ」
そう言うと、翔さんは意地悪な笑みを深め、片方の口角を上げて笑った。