イケナイ王子様
どうしよう。
ここはもう、正直に……。
「じ、じつはね、紀野くん……」
仮になにかされても、紀野くんに助けを求めるべきだよね。
助けを求められるのは、今は紀野くんだけ。
紀野くんしかいないなら、紀野くんに助けを求めたほうがいい。
「私、紀野くん以外のストーカーに……」
と、そのとき。
ガバッ‼︎
突然、背後から口をふさがれた。
ジタバタと抵抗するが、効果はない。
「あ、愛海ちゃん!」
紀野くんの焦る顔が映る。
ここはもう、正直に……。
「じ、じつはね、紀野くん……」
仮になにかされても、紀野くんに助けを求めるべきだよね。
助けを求められるのは、今は紀野くんだけ。
紀野くんしかいないなら、紀野くんに助けを求めたほうがいい。
「私、紀野くん以外のストーカーに……」
と、そのとき。
ガバッ‼︎
突然、背後から口をふさがれた。
ジタバタと抵抗するが、効果はない。
「あ、愛海ちゃん!」
紀野くんの焦る顔が映る。