イケナイ王子様
私の口をふさぐ力が強くて、言いたいことが全然言えない。
私がジタバタ暴れると、現れた人物が私を発見した。
翔さんに抱きしめられ、洋季さんに口をふさがれたまま。
客観的に見たら、翔さんと洋季さんが、私をさらおうとする絵に見えるだろう。
「き、君、なにしてるんだ!
早く離れなさい‼︎」
誤解させてしまうかと思いきや、その人物は洋季さんの手首を強く掴んだ。
それと同時に、私の口が自由になる。
「お、お前、誰だよ!」
私がジタバタ暴れると、現れた人物が私を発見した。
翔さんに抱きしめられ、洋季さんに口をふさがれたまま。
客観的に見たら、翔さんと洋季さんが、私をさらおうとする絵に見えるだろう。
「き、君、なにしてるんだ!
早く離れなさい‼︎」
誤解させてしまうかと思いきや、その人物は洋季さんの手首を強く掴んだ。
それと同時に、私の口が自由になる。
「お、お前、誰だよ!」