ミリちゃんの呪い【短編】
しかし、後日、私はヒロシ君から告白されてしまいました。
私は姉のために断る気だったのですが、いざ返事をしようとするとどう言えばいいのかわからず困ってしまいまいた。
するとヒロシ君は、突然私を抱きしめて『好きだから付き合って欲しい』と言いました。
私はその押しに負けてしまいました。
私は姉にそのことを告げるべきか悩んでいたのですが、姉は他からその事実を知ったようでした。
姉は、それでもいつものように私に接してくれましたが、その三日後に突然自ら命を絶ってしまいました。
私は、とても悲しみ、そして自分を責めました。
姉を殺したのは自分のせいだ。私がちゃんと姉に謝っていれば。
しかし、そうやって自分を責める私をヒロシ君はとても優しく慰めてくれました。
私は、ヒロシ君の優しさに、日に日に癒されていきました。