屋上海月 〜オクジョウクラゲ〜



腰まで延びた
緩やかな髪に 指を通す


あずるの手と眼は
真っ直ぐに 俺の顔へ




そのままずっと、抱きしめあっていたら
いつの間にか二人 寝入ってしまった




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