密室でふたり、イケナイコト。
「ここ、真っ赤。
かーわい」
加えてチョンチョンとさわられて、我慢できず、ビクッと肩を震わせてしまう
。
「ほんと、可愛い」
語尾に♡がついてもおかしくないくらい、甘ったるい声。
あ、熱い……
耳が熱い。
違う、身体も……
胸がぎゅーっとなって苦しい。
息が、できない……
「話、戻すけど……」
「は、はい……っ」
「ふっ、なんで敬語?」
クスッと笑って、また耳元で唇が掠めるのが分かる。