シロツメクサの花冠【完】
#Day3 先輩と遊園地
「さっちゃ!おはよ!」
約束の11時。
最寄り駅に帽子を被った舞音と、サングラスを掛け、リュックを背負った聡介が現れた。
「おす」
聡介の服装はいつも大学内で見るようなグレーのパーカーに黒のスキニーを履いたラフな格好だった。
「じゃ、行きましょ!」
咲智は舞音の手を取り、遊園地へと向かった。
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