シロツメクサの花冠【完】
それに、玖美も居ないときに行っても、仲良い子は玖美以外にはいないし、意味がないと思っていた。
最近は、聡介との用事があったから行けてなかったけど。
「最近、与田先輩も来てないんだよね」
玖美の言葉に咲智はドキッとした。
「意外じゃない?あの人、サークル大好き人間で、サークルのためだけに学校来てるみたいなとこあるじゃん?」
「んー?そんなこともないと思うけど」
咲智は、適当に玖美のことをあしらう。