『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜

画材屋さんを出ると外が暗かった



一緒に筆を見てる時
先生と近くなって
ドキドキした


手と手が触れそうになった


先生はきっと
なんとも思ってない




歩きながら
また少し距離ができた



期待はしてない…



期待しないで…
って先生に言われたみたいだった




わかってるけど

少し残念な気持ちになった






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