『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜

「立花さん、時間、大丈夫?」



「あ、うん、大丈夫だよ」



「このまま雨止まなかったら…
ずっと立花さんといれるのに…」

小林くんが言った



車のライトに照らされて眩しくなった

私達の前を車が通った



先生の車だった



見られた…



先生の車はスピードを緩めることなく
私達の前を通り過ぎた



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