『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜

大学に行きながら
美術館の受付でバイトした



それも
もしかしたら先生が来てくれるんじゃないか…
そう思って始めた




美術館から見える桜の木の蕾が
ほんの少し膨らみ始めた



辛くても哀しくても
毎年春は来る




先生がいなくなってから
5度目の春が来る





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