『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜
「おいしいかった…
ごちそうさま
久しぶりに手作りぽいの食べた」
「先生の彼女、作ってくれないんですか?」
「…最近、会ってないかな
仕事、忙しくて…」
「どんな人ですか?」
「教えない
なんでそんなこと聞くの?」
「先生がどんな人と付き合ってるのか
興味があります」
「職業は教師
前の学校で一緒に仕事してた」
「へー!先生なんだ…
何の教科ですか?」
「英語」
「かわいいですか?」
「うん、かわいいよ」
「好きなんですか?」
「うん、好きだよ」
そう言った先生の顔は優しかった