『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜

「ごめん…好きって…言えない…」

先生の声が聞こえた



真剣な声



笑ってなかった



「そんな…先生…
私、片思いでもよくて…
ただ、気持ち、伝えたかった…」



「うん、わかった…
ありがとう…」



先生がこっちを見てくれた



いつもの笑顔だった



よかった…



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