『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜
新しい彩(いろ)
さようなら…と言った次の日
どんな顔で先生に会えばいいのか迷った
美術室に向かう途中
廊下から見えた桜並木は
少しずつ緑が出てきてた
少し残念な気持ちになったけど
新しいスタート
そんな気持ちにさせてくれた
先生に想いを伝えたことで
スッキリした気分でもあった
それは決して片思いをやめたわけではなく
私は今日も先生が好きだった