縁の下の恋


そう言われてみれば、その通りであった。



自分は、何を見にここまで来たのだろうか、と…はたと考えてみた。



やはり会場の中の電気関係や照明にしか興味が無かった。



しかしどうしてそのことが、リョウに判ってしまったのかが不思議でならない一理であった。
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