縁の下の恋


2人が一理の部屋に入って見るのは、久し振りのことであった。


母である深雪でさえ、早々に出て行かせる程であった。



2人は、あまりにも変わってしまっている部屋に驚いていた。


2人は、一つ一つ、これは何か?これは何の為の物なのか、訊いて来た。


「この部屋の照明は?いつの間に?それと、この変わった照明は?………」



「こんな事全部自分で?あなた…こんな事どうやってできるのかしら!一理が一人で出来るなんて…」
< 57 / 271 >

この作品をシェア

pagetop