王子様に恋をした
幕間① ロイドside
俺はロイド•J•ガーディアン。ガーディアン侯爵が子息で嫡男だ。
俺は王太子のリュークアッセンドラ殿下の側近で、将来リュークが王となった時、俺は宰相を務める事が約束されている。
今夜は俺の誕生祭だと言って、朝から屋敷がバタバタと騒がしい。
別に祝ってもらわなくてもいいって言ってんのに、母上は、
「何を言っているの?ロイド。いい加減早く婚約者を見つけない貴方が悪いのよ? 全く剣術ばっかり上達して。将来宰相としてリュークアッセンドラ殿下に就く者としては大切なことなのは重々承知よ?でも、伴侶は絶対に必要なの。少しは、女性を口説く勉強くらいなさいな。」
とのたまう始末。
女なんて鬱陶しいだけで、なんにも役に立たねぇじゃねぇか。
事実、俺がリュークと一緒にいるってだけで、リュークに取り入りたい女どもは、俺にも媚びを売ってくる。
懇談見え見えだっちゅーの!!
そんな阿呆面さげて、香水塗れで家中の宝石つけて来たんかお前はよ~て女を、リュークが妃に娶るわけねぇだろうが。
勿論、リュークに言い寄る女どもは、俺が一刀両断してるがな。
公にはなってねぇが、リュークアッセンドラ殿下には許嫁がいる。
リュークはその令嬢に惚れていて、婚約披露になる迄、ずっと守り続けているんだ。
彼女は美しく淑やかで、リュークに絶対的な信頼を置いているし、お二人でいらっしゃる時の彼女のあの表情は、リュークは絶対に誰にも見せたくねぇと思っているだろな。
そう思って、俺はリュークと彼女が二人でいる時は、離れた所からそっと警護をしてる。
俺はリューク達には幸せになってもらいたいと心から思ってる。
あいつ等の間には、誰も入らせねぇ!
だから、リューク達の婚約発表がなされるまで、俺は誰の事も好きなることはねぇ。
俺に隙が出来たら、アイツら守れねぇからな。
そう思いながら、正装に着替えた俺は、リュークと連れ立って誕生祭が行われるホールに入って行った。
そこで衝撃的な出会いをするとは、夢にも思わずに…。
俺は王太子のリュークアッセンドラ殿下の側近で、将来リュークが王となった時、俺は宰相を務める事が約束されている。
今夜は俺の誕生祭だと言って、朝から屋敷がバタバタと騒がしい。
別に祝ってもらわなくてもいいって言ってんのに、母上は、
「何を言っているの?ロイド。いい加減早く婚約者を見つけない貴方が悪いのよ? 全く剣術ばっかり上達して。将来宰相としてリュークアッセンドラ殿下に就く者としては大切なことなのは重々承知よ?でも、伴侶は絶対に必要なの。少しは、女性を口説く勉強くらいなさいな。」
とのたまう始末。
女なんて鬱陶しいだけで、なんにも役に立たねぇじゃねぇか。
事実、俺がリュークと一緒にいるってだけで、リュークに取り入りたい女どもは、俺にも媚びを売ってくる。
懇談見え見えだっちゅーの!!
そんな阿呆面さげて、香水塗れで家中の宝石つけて来たんかお前はよ~て女を、リュークが妃に娶るわけねぇだろうが。
勿論、リュークに言い寄る女どもは、俺が一刀両断してるがな。
公にはなってねぇが、リュークアッセンドラ殿下には許嫁がいる。
リュークはその令嬢に惚れていて、婚約披露になる迄、ずっと守り続けているんだ。
彼女は美しく淑やかで、リュークに絶対的な信頼を置いているし、お二人でいらっしゃる時の彼女のあの表情は、リュークは絶対に誰にも見せたくねぇと思っているだろな。
そう思って、俺はリュークと彼女が二人でいる時は、離れた所からそっと警護をしてる。
俺はリューク達には幸せになってもらいたいと心から思ってる。
あいつ等の間には、誰も入らせねぇ!
だから、リューク達の婚約発表がなされるまで、俺は誰の事も好きなることはねぇ。
俺に隙が出来たら、アイツら守れねぇからな。
そう思いながら、正装に着替えた俺は、リュークと連れ立って誕生祭が行われるホールに入って行った。
そこで衝撃的な出会いをするとは、夢にも思わずに…。