戀のウタ
「…………」
「…………」
しばしの沈黙がアタシ達の間に落ちる。
「あーーーーー!!」
「あーーーーー!!」
沈黙を打ち破る絶叫の二重奏が2人しかいない屋上に響き渡った。
「め、眼鏡…ッ!!」
「ご、ごめん!取りに行ってくる!」
「いいよ俺が…ぅわあぁぁっ!!」
慌てて1階へ降りようとするアタシを止めて恭介も走り出すがそのそばから台詞が悲鳴に変わった。
案の定、コンクリートタイルの境につまづいたようで盛大にこけている。
「裸眼0.03なんだから動かない!そこで待ってなさい!!」
いつもの事とはいえ怪我が無いかだけ確認するとアタシは大慌てで屋上のドアをくぐり昇降口へ向かった。
「…………」
しばしの沈黙がアタシ達の間に落ちる。
「あーーーーー!!」
「あーーーーー!!」
沈黙を打ち破る絶叫の二重奏が2人しかいない屋上に響き渡った。
「め、眼鏡…ッ!!」
「ご、ごめん!取りに行ってくる!」
「いいよ俺が…ぅわあぁぁっ!!」
慌てて1階へ降りようとするアタシを止めて恭介も走り出すがそのそばから台詞が悲鳴に変わった。
案の定、コンクリートタイルの境につまづいたようで盛大にこけている。
「裸眼0.03なんだから動かない!そこで待ってなさい!!」
いつもの事とはいえ怪我が無いかだけ確認するとアタシは大慌てで屋上のドアをくぐり昇降口へ向かった。