戀のウタ
「ああもう、恭介じゃあるまいし…」
アタシはこの場にいない恭介を引き合いに出してごちると次にどうしたものかと考える。
明日の数学は1時間目、朝早めに登校して片付けれるかどうか考えた。
「やっぱ間に合わない、量多かったし」
壁にある時計を見ると9時を回ったところだ。
この時間ならお母さんに言えばまだ出してもらえる。
後は学校に入れるかだけど教室は2階なのでそこまでは外階段で行ける。
だが教室は鍵が掛けられているだろう。
しかし通路側の窓の1つが建てつけが悪く鍵がちゃんとかからない窓が一つだけあったはずだ。
となれば後は行くかどうかのアタシの気持ち次第。
夜の学校ってなんか出そうで怖いけど1時間目から吉谷先生の小言で気分を悪くして1日を潰したくない。
それに自転車で行けば15分ほどで行ける距離だ。
「仕方ない、行くっきゃないよね」
アタシは一人ごちるとポケットに携帯電話を突っ込んで自転車の鍵を持って玄関に向かう。
アタシはこの場にいない恭介を引き合いに出してごちると次にどうしたものかと考える。
明日の数学は1時間目、朝早めに登校して片付けれるかどうか考えた。
「やっぱ間に合わない、量多かったし」
壁にある時計を見ると9時を回ったところだ。
この時間ならお母さんに言えばまだ出してもらえる。
後は学校に入れるかだけど教室は2階なのでそこまでは外階段で行ける。
だが教室は鍵が掛けられているだろう。
しかし通路側の窓の1つが建てつけが悪く鍵がちゃんとかからない窓が一つだけあったはずだ。
となれば後は行くかどうかのアタシの気持ち次第。
夜の学校ってなんか出そうで怖いけど1時間目から吉谷先生の小言で気分を悪くして1日を潰したくない。
それに自転車で行けば15分ほどで行ける距離だ。
「仕方ない、行くっきゃないよね」
アタシは一人ごちるとポケットに携帯電話を突っ込んで自転車の鍵を持って玄関に向かう。