戀のウタ
さっきの医務室もそうだが廊下やこの部屋もも含め白を基調とした病院のような内装だ。
でも今まで行ったことのある病院と何かが違う。
病院というより物々しいほどそこら中を埋め尽くす機材から何かの研究所なのかもしれない。
病院にしろ研究所にしろなんというか全体的に無機質で冷たく息苦しい。
キョロキョロと辺りを見回し不思議がっていると隣に座った恭介が心配そうにアタシを見た。
「ここ、地下だから窓とか無いんだ。空調は効いてるんだけど窓とかないからミチルには息苦しく感じるかも。」
「地下って…じゃあここ何階なの?」
「千鶴さんのラボだから地下5階かな?」
「ちょっと待って、地下5階ってそもそもここは何処なのよ?ラボって何の研究してるとこなの?」
アタシが矢継ぎ早に恭介を質問攻めにしていると給湯室から帰ってきた千鶴さんがブースへ入ってきた。
「ごめんなさいね。色々混乱させるようなことをしてしまって」
そう言って手に持っていたトレイをテーブルに置くとアタシにはホットミルク、恭介にカフェオレを勧める。
でも今まで行ったことのある病院と何かが違う。
病院というより物々しいほどそこら中を埋め尽くす機材から何かの研究所なのかもしれない。
病院にしろ研究所にしろなんというか全体的に無機質で冷たく息苦しい。
キョロキョロと辺りを見回し不思議がっていると隣に座った恭介が心配そうにアタシを見た。
「ここ、地下だから窓とか無いんだ。空調は効いてるんだけど窓とかないからミチルには息苦しく感じるかも。」
「地下って…じゃあここ何階なの?」
「千鶴さんのラボだから地下5階かな?」
「ちょっと待って、地下5階ってそもそもここは何処なのよ?ラボって何の研究してるとこなの?」
アタシが矢継ぎ早に恭介を質問攻めにしていると給湯室から帰ってきた千鶴さんがブースへ入ってきた。
「ごめんなさいね。色々混乱させるようなことをしてしまって」
そう言って手に持っていたトレイをテーブルに置くとアタシにはホットミルク、恭介にカフェオレを勧める。