2度目の恋は叶えたい(仮)

あまりにも量が多いのでバケツが手から滑り落ちた。
前が見えないぐらいの高さのほうきも持っているもんだから視界が悪く大変


「後で拾いに来よ…」


と呟きとぼとぼ歩き出した時、急に手に持ってた沢山の掃除用具の中のいくつかが手から無くなり視界が開けた

「ジャンケンで負けたんだ(笑)お疲れ様」

「え?」

斜め前に学ラン姿の高身長の男の子が私の手から奪っただろうと思われる掃除用具を持っていた

「かっ…片岡くん?」

「どうしたの?そんなに驚いた顔して」


ズキッーーー

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