2500年から来た女剣士
いつものように朝ごはんを終え


心臓が悪いじーちゃんの治療をして


掃除や洗濯をして


いつも通りの日々を終える


じーちゃんは優しい


こんな私を育ててくれたのだから


だけどやっぱり少し違う


息子が修行から帰ってくると


目をキラキラさせて喜ぶ


心から嬉しそうに笑う


私は贅沢だと思うけど


やっぱり心に穴が開いたような気持ちになる


そんなことを考えながら眠りにつく
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